しゃろむ！アイです🫐
今回では、イスラエルで多くのスーツや焼き菓子に使われる「ケシの実・ポピーシード」を紹介していきたいと思います。
昨日かったんですよねん♪ これから焼き菓子を作るので、先に本体について少し詳しくなっておこうと思いますｗ
食用ケシの実？
まず初めに、「ケシ」とは、一般的には「アヘンケシ」と呼ばれるケシ科の植物のことを指します。その植物の種子は、アヘン、モルヒネ、コデインなどの鎮痛薬や麻薬の原料として知られています。ただし、これらの物質は適切な医療用途以外での使用は違法であり、健康への深刻な影響を引き起こす可能性があります。
しかし今回扱う「食用のケシ」、一般的な料理の中で「ケシ」と呼ばれることもありますが、これはケシの実のことではなく、ポピーシードと呼ばれるケシ科の植物の種子を指します。ポピーシードは、パンやケーキなどの食品の香り付けや装飾に使われることがあります。これらの種子は一般に安全であり、一般的なスーパーマーケットや食品店で入手可能ですが、過剰摂取は避けるべきらしいです。
しかしヘブライ語でケシの実と検索するとさまざまな料理や食品の香り付けや装飾によく使われていることがわかります。ヘブライ語のウイキペディア曰く…この種子には栄養価が高く、脂肪が40% ～ 50%、タンパク質が約18%含まれています。さらに、カルシウムやビタミンBも豊富です。他の種子と比較してアレルゲンのレベルが低く、アヘン剤も含まれていません。これらの特性から、ケシの実は癌予防の可能性があると考えられているそうです。
使い方
ケシの実は民族料理や郷土料理でよく使われているらしいです。イスラエルでは使い方は大きく2つあります。
1. ゴマを使うのと同じように、バンズ、ベーグル、マフィンなどの焼き菓子の上にケシの実を丸ごと振りかけることがあります。また、スポンジケーキの生地に混ぜ込むこともあります。
2. ペストリーやデザートに詰めるためのフィリングを作るために、ケシの実を細かく砕き、粉にして使用します。
ペストリーにケシの実を詰める際には、通常、種子を柔らかくするために浸してから粉砕し、甘味料やバター、牛乳などと混ぜ合わせます。レモンやレモンの皮、バニラ、ラム酒、シナモンなどの風味付けがフィリングに加えられ、さらにレーズンやアーモンドが加えられることもあります。
このようなフィリングを詰めた焼き菓子は、時間が経つにつれて食感や味が急速に変化する傾向があるため、新鮮な状態で消費することが望ましいとされています。砕いたケシの実事態、フィリングとして加工する前から味が落ちるのがすごく早いので、扱いが難しいことで知られています。中にはこれで、いいケーキ屋さんか見極める人も。少しでも古くなってきちゃうと、後味から始まりだんだん苦みが出てきちゃうんですよね。しかし、お店のオーナーじゃない場合はイスラエルでは市販されているケシの実フィリングには、すでに香料や調味料が組み込まれており、すぐに使用できるものもいっぱいあるので。こっちを使う人も多いです。
ちなみに、日本ではケシの種子は煎ることで香ばしくなるため、それを使ってあんパンやケーキの上に振りかけたり、七味唐辛子に混ぜたりするなどの方法で利用されます。また、和菓子のけし餅や松風などの作りには欠かせない材料らしい。どっちも私は食べたことないかも…
食用としてのケシの実の歴史
ヘブライ語で調べてみるとケシの実は、古くから人間の食文化に根付いており、様々な形で利用されてきました。その栄養価や利用法は多岐にわたることが見えてきました。具体的には、
1.美味しい料理の一部として - イスラエルを含む、中東などでは、サラダやヨーグルト、ピタなどの料理に、自然な甘みとほんのりした食感を与えるために使用されていた。
2.医療や栄養補助食品として - ケシの実には心臓や消化器系を保護する成分が含まれており、高コレステロールや心臓病、脳機能の維持などの病気を予防・治療するための栄養補助食品としても利用されていました。現在でも一部医療品に一部成分として含まれているそうです。
3. 発酵肉の製造において - イスラエルを含む中東などの一部の文化では、特有の風味を出すためや肉の栄養価を補うために、ケシの実が酢として使用されることもありました。
以上のように、ケシの実は食品、医療、文化の各分野で多様な用途があり、その歴史も長く豊かです。また現在では、環境や動物愛護の点を考え年々、数が増加しているベジタリアンやビーガンのためのタンパク質源 としてもたべられており。高品質なタンパク質や健康的な脂肪、オメガ3脂肪酸の供給源として重宝されています。
ケシの実フィリング
最後に様々な用途に使える「ケシの実フィリング」のおすすめレシピです。簡単に作れちゃうけど日本では原材料調達が相変わらずの一番の難関かもｗ
材料：
挽きたてのケシの実 200 g (2 カップ)
牛乳 240ml（カップ）
砂糖 150g（3/4カップ）
バター 40g / 油 大さじ4
レモン半分の果汁
砕いたナッツ 150g（1.5カップ）これは正直好き嫌いが分かれるのでお好きな人だけ
準備:
1. 牛乳を加熱し、砂糖を加えて砂糖が完全に溶けるまで混ぜます。ケシの実、バター、レモン、ナッツを加え、すべてが均一になるまで混ぜて約2分間調理し、約1時間冷やしたら完成です。急いでいる場合は最後約４０分冷凍でも大丈夫かも。
コツとしては、短い間でもずっと混ぜ続けると熱が均等に入りおいしくできやすいです！
あと加えて知っておいて損がないのは…このフィリングは前日に作って冷蔵庫で保存可能です。冷凍はあんまお勧めしないですね。前日にチョコっと作っておくくらいが簡単だしいいかも！
今回は食用ケシの身についてでした。日本ではあまりなじみのないスイーツもこうして紹介できたらと思います。次回は、フィリングを使った何かを紹介したいな（*´∀｀*）
ありがとうございましたアイでした($・・)/~~~
おまけ
またサワードウのパン焼いた
成形無理ｗ うまくいかん
毎回違うレシピさがしてるけど、もう一回基本のレシピにもどってやってみます
なんか中若干ウェッティーだし💦
失敗！
