イラン報復攻撃 中東での緊張高まる  アメリカ イスラエルの支援行方は?

しゃろむ! アイです🫐

今回は昨晩、イスラエルでの2024年4月13日に行われたイランのイスラエルに対する報復攻撃を取り上げます。

 

ことの初めは、今回の戦争の中イスラエルが在シリアイラン大使館への攻撃をしたことに始まります。イラン最高指導者 ハメネイ師はこのように発言しています:
「悪意のあるイスラエルの体制はさらに過ちを犯した。それは在シリアイラン大使館への攻撃だ。大使館が攻撃されるということは我々の国が攻撃されたことになる」

これに対しイスラエル側の見方は:その建物は実際は大使館として機能していなくテロリストの巣として機能していたと主張しています。

この攻撃でイランの指導者、有識者が数名殺害されたことが発表されています。

youtu.be

すごく参考になると思ったニュースですが、源氏の方が皆アラビア語を話すアラブ寄りととらえられる方なのが気になりました。いすアエル人に情報協力は申請しないのか、軍に制限されているのか?

一回、イスラエルとイランの歴史絵御軽く書いていきたいと思います。今回のこの出来事が起こるまで長く様々な成り立ちがあります。

イスラエルとイランの関係:歴史と現在

イスラエルとイランの関係は、中東における最も複雑な関係の一つとされています。この関係は、地政学的な、宗教的な、そして歴史的な要因によって深く根付いています。

1979年のイランのイスラム革命は、この関係に大きな影響を与えました。イスラム革命後、イランの新政権はイスラエルを強く非難し、その存在を否定する立場をとりました。さらに、イラン・イラク戦争(1980-1988年)では、イラクイスラエルを支援したことで、イランの敵意は高まりました。

イランはパレスチナ問題でのイスラエルの役割をめぐっても強い姿勢を取っています。イスラエルを「占領者」と見なし、パレスチナの支援を表明しています。一方、イスラエルはイランの核開発計画やイランが支援するヒズボラハマスなどの組織に対する懸念を抱いており、これらの動向に対処するために国際社会に圧力をかけてきていました。

しかしトランプ大統領が核合意から抜けたこともあり、国際社会からの圧力が減り現在はイランも核保有国となっています。イスラエルがイランに対する警戒態勢を上げたのもより攻撃的になったのもこの出来事が大きいとイスラエル国内では言われています。

 

現在の出来事の概要 

中東の緊張:イランによるイスラエル直接攻撃

イランは13日夜、イスラエルに向けて300発以上のドローンや弾道ミサイルを発射しました。この直接の攻撃は過去に例を見ないものであり、中東地域における緊張の高まりを一層顕著にしました。

יירוטים בשמי ישראל

イスラエル国民に対しては昨日の夜から外に出歩かないようにとの指示に加えて、すべての教育機関が’明日まで停止されています。

イランが初めて直接攻撃を仕掛けた状況は、イスラエルの各地でドローンやミサイルによる攻撃が繰り広げられた様子を伝えました。イスラエル軍の報道官はこの攻撃を確認し、「イランはイラン本土からイスラエルに向け直接攻撃を開始した。自爆ドローン、弾道ミサイル巡航ミサイルイスラエルに発射されている」と述べました。この攻撃は「報復」の一環とされ、イラン最高指導者のハメネイ師も「悪意のあるイスラエルの体制はさらに過ちを犯した。それは在シリアイラン大使館への攻撃だ。大使館が攻撃されるということは我々の国が攻撃されたことになる」と述べ、攻撃の背景を説明しました。

イスラエル側もこの攻撃に対して、防衛システムを駆使して反撃に備えました。イスラエル軍の報道官は、「イスラエルをイランの攻撃から守るために我々の防衛システムで飛来ミサイルの大部分を迎撃しており、巡航ミサイル弾道ミサイルも同時に迎撃し続けている」と述べました。また、イスラエルのガラント国防相は、「イスラエル軍は我々のパートナーであるアメリカ軍とともに迎撃した」と述べ、アメリカとの連携を強調しました。

アメリカのイスラエル支援の裏に隠された意図とは?

イランによる大規模攻撃にイスラエルが対抗措置をとる構えをみせるなか、アメリカ政府の対応についてワシントンからはこのような発表がなされています。アメリカとしてはイスラエルとイランが軍事衝突し紛争が中東地域に拡大することは最も避けたいシナリオ。まさにその一歩手前まできているなかアメリカにとっても正念場をむかえているといえます。

バイデン大統領は13日、急きょ予定されていたスケジュールを変え、ホワイトハウスでオースティン国防長官やブリンケン国務長官らと対応を協議しました。今回、アメリカは事前にミサイル防衛駆逐艦などをイスラエル周辺に配備し、無人機やミサイルのほぼ全てを撃墜するための支援態勢をとりました。

イランによるイスラエルへの攻撃を受けて、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は日曜の夜、ジョー・バイデン米大統領との約25分間の電話会談を行いました。ホワイトハウスの関係者は、会談後、バイデン氏がネタニヤフ首相に対し、米国がイスラエルの攻撃に反対する立場であることを伝えたと述べました。バイデン大統領はさらに、イランによる攻撃に対する強力な非難を行い、イスラエルの防衛を支援するために米軍の動きを強調しました。

バイデン氏は声明で、「イランとその代理勢力によるイスラエルの軍事施設への前例のない攻撃」を非難し、「イスラエルの安全保障に対する米国のコミットメントを再確認した」と述べました。彼はまた、イスラエルの能力を称賛し、イランの脅威に対して団結した外交的対応を調整するためにG7指導者との会合を予定していることを明らかにしました。

一方、ロイド・オースティン米国防長官は、米軍がイラン、イラク、シリア、イエメンから発射されたミサイルや無人偵察機に対抗し、イスラエルの安全を守るための活動を続けていることを強調しました。オースティン氏は、イランとその代理勢力に対して即時の停戦を求め、「イスラエルの防衛において躊躇なく行動する」と述べました。

מזכיר ההגנה האמריקני לויד אוסטין בביקורו בישראל

オースティン国防長官も「我々はイランとの衝突を望んでいるわけではないが、イスラエルの防衛を支援するための行動を躊躇することはない」とする声明をだし、イラン側をけん制しています。

しかし実際に事態悪化を防ぐためにアメリカは動くのでしょうか。焦点はイスラエルのこのあとの出方といいます。イスラエルが報復攻撃にでないように説得できるかが鍵に。

先ほども書いたように、バイデン大統領はネタニヤフ首相と電話会談をしたのですが、ホワイトハウスの声明ではアメリカがイスラエル防衛する責務を改めて確認するために行ったとしています。しかし、本当の目的は別にありそうでね。アメリカのニュースサイト「アクシオス」によりますと、ここで、イランへの反撃に反対すると伝えたということです。さらに、アメリカがイランに対する軍事作戦に参加したり支援したりすることはないことも伝え、これにネタニヤフ氏は理解を示したということです。

あくまでイスラエルの防衛支援にとどめるアメリカの立場を明確に伝えることで事態をエスカレートさせる行動をとらないようイスラエル側に釘をさすねらいもあったとみられます。より大きく報復をするともうすでに声明を出しているイスラエル、果たしてアメリカからの圧は役割を果たすのでしょうか。イスラエル国内でもかなり注目が集まっています。

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今回は以上です。

日々戦争が悪化しているようで不安が募る毎日です。イランはこれで報復を終えたと言っていますがイスラエルの出方次第では大規模な戦争に発展しかねません。物価も上昇しておりより生活が苦しくなっていっているような状況です。早めに移住を決定しなければ💦

ここまで読んでくださりありがとうございましたアイでした($・・)/~~~