コミュニケーション不足が招いた軍の失態?イスラエル

しゃろむ!アイです🫐

今回はニュース12が告発した10月7日当初のイスラエル諜報機関の疑問点についてです。

 

戦争開始から時間がたつにつれて終わりが見えにくくなっているのと同時にイスラエルでは「מחדל 7 לאוקטובר 」→10月7日の失策、否定的な結果を伴う不注意な行為。 と戦争開始を呼び、なぜこのような事態になってしまったのか調査が進められています。もちろん複合的な要因なのは国民の間でわかっていることなのですが、次々と色々な話が上がりそのたびに国中の注目もしくは批判の的になっているのは間違いありません。今回はそのうちの一つです。

数年前、モサドガザ地区での情報収集の弱点を特定し、シンベトとアンマンの活動に関与することを決定しました。しかし、他の諜報機関の反対と彼らが課した拒否権により、モサドはこの計画から撤退せざるを得ませんでした。これは昨日(土曜日)夕方「週末のニュース」でニュース12が明らかにした内容です。

まず初めに簡単な役者の説明

モサド(Mossad)は、イスラエルの国家情報機関であり、主にイスラエルの国家安全保障に関する情報収集や諜報活動を行う組織です。その活動範囲は極めて広く、国内外のテロリズムや敵対国の活動に対する情報収集や対処、またイスラエルの安全保障政策の形成において重要な役割を果たしています。

シンベト(Shin Bet)は、イスラエルの国内治安機関であり、公式名称はイスラエル安全保障庁(Israel Security Agency)です。主にイスラエル国内での治安維持やテロリズム対策、情報収集を担当しています。また、イスラエル国内での反政府運動や治安上の脅威に対処するために活動しています。

二つの違いは国内か国外かの違いとされています。

ニュース12の報道

イスラエル諜報機関は、ガザ地区での人間の諜報活動を進めるために工作員を募集していました。さらに、既にガザ地区内で彼らのために行動するエージェントを1人雇うことに成功ていたことも明らかになっています。

しかし、並行する諜報機関であるシン・ベトと軍事諜報機関は、ガザでの情報収集はモサドの役割ではないと主張し、モサドに計画の中止を要求しました。ニュース12の取材に応じた高官によると、これは諜報機関内の「エゴ戦争」だったと述べています。

一方で、もしモサドに承認が与えられていたら、諜報活動に支障をきたしていただろうとする意見もあります。 この拒否権は、5年前に発生した画期的な事件に基づいて行われれていたそうです。

結果としてはこの出来事が、おそらくすべての中で最もハマスに対する我々の諜報能力を損なたと見立てられています。ハマスの通信ネットワークに監視装置を設置するために、サヤレット・マトカルの隠密部隊がハーン・ユニスに侵入し、この作戦は露呈し、結果的に失敗に終わりました。

そしてこの部隊の暴露は、イスラエル諜報機関にとって非常に悪いドミノ効果をもたらしたといいます。重要な工作員が発見され、諜報装置が暴露され、ハマスイスラエルがが彼らを監視している方法や、どのような接触ネットワークを持っているかを理解する情報を与えてしまったのです。

しかし、軍諜報機関とシン・ベットは、この暴露の深刻さを内面化せず、明確で具体的な調査結果を無視しました。その結果、ハマスはコミュニケーション手段を変え、イスラエルは取り残されることになり戦争に発展する10月7日の奇襲、イスラエル側の情報不足につながるわけです。シンベトの元幹部であるイラン・ロタン氏は、「ハーン・ユニスでの事件は間違いなく劇的なことでした。加えて、2018年には、いくつかのソースの失墜があり、これは人間の諜報活動ソースの露出も引き起こした影響でした。ガザ地区にも道徳的な代理人がいましたが、時間が経つにつれて戦いが始まってしまい、これらの努力が不十分だったことが明らかになりました」と述べていると報道がありました。

これに対し、イスラエル国防軍、シン・ベト、モサドは、イスラエルと世界中のすべての作戦活動は、シン・ベト、イスラエル国防軍モサドの間で完全に連携して、長年にわたって行われてきたと述べています。

 

まとめ

今後もこのような、軍の最重要部隊二つのコミュニケーション不足が招いた事態を振り返る機会が増えていくのでしょうか?計画の実行における役割分担や以前の作戦失敗に関する情報共有の欠如が明らかになるとはあんま考えたくないというか、軍での信用を失うってすごく不安ですしイスラエルならではの今日がかなりあるように感じます。しかし今回の報道によると、様々な要因が重なり、軍の戦略的な活動に支障をきたす結果となったことが見えてきましたね。

 

今回は以上です。ありがとうございました。アイでした($・・)/~~~

おまけ

今現在も、戦争が行わていますが子供たちは前回紹介した。プリム一色です(*´∀`*)


田舎でもこの人だかり、ほぼ子供たちです。ワイワイ楽しそうだった♪