イスラエル空軍の空爆による人質の行方は？

しゃろむ！アイです🫐

今回は「イスラエル空軍の空爆でイスラエル人拉致者がなくなった」という痛ましい事件について書いていきたいと思います。

ことの発端は少し前にハマスからイスラエル向けに発表された動画にありました。そこには、三人のイスラエル人拉致者が開放を求めて訴えている姿が映っていました。しかし、ハマスの言い分はそこではなく、この三人のうちの一人がイスラエル軍の攻撃によって死んだというものでした。金曜日、イスラエル軍の取り調べが終わり正規な発表がなされたので今回は紹介していきます。

※今回もイスラエル側の発表になります。

発表されたニュースערוץ 13 からの記事です⇓

13tv.co.il

まとめです

יוסי שרעבי, תושב קיבוץ בארי, נחטף לרצועה ובחודש שעבר נודע על מותו. תחקיר צה"ל מעריך כי הוא נהרג בסבירות גבוהה בתקיפת חיל האוויר. התקיפה בוצעה במהלך פעולה נגד חוליית מחבלים שפעלה בבניין סמוך למבנה שבו הוחזק שרעבי. באותו המבנה הוחזקו גם החטופים איתי סבירסקי ונועה ארגמני. פרטי התחקיר נמסרו למשפחת שרעבי, וגורמים בצה"ל הדגישו: במידה והיה ידוע על חטופים במקום, התקיפה לא הייתה יוצאת לפועל. בנוסף, בעקבות התקרית, שונה תהליך אישור תקיפת מטרות במקומות בהן עשויים להיות נוכחים חטופים¹²³.

נועה ארגמני ואיתי סבירסקי, שנחטפו יחד עם שרעבי, הוחזקו גם באותו המבנה. חמאס פרסם סרטון בחודש שעבר, בו נראית ארגמני מספרת על מותם של שרעבי וסבירסקי בעקבות הפצצות צה"ל. עם זאת, נכון לממודיעין, סבירסקי נרצח על ידי שוביו מספר ימים לאחר מותו של שרעבי.

למרות הערכה כי שרעבי נהרג בסבירות גבוהה על ידי התקפה ישראלית, צה"ל הדגיש כי ייתכן שהוא נרצח על ידי מחבלי חמאס. העניין יוכל להיקבע באופן סופי רק לאחר שתבוצע בישראל נתיחה בגופתו. מטרת התקיפה הייתה להוציא ממנו מתקפה על כוחות צה"ל. מטה המשפחות וקיבוץ בארי הביעו את הסבל והאובדן של המשפחות.

キブツ・バーリ在住のヨッシ・シャラビさんはガザに拉致され、先月彼の死亡が判明した。イスラエル国防軍の調査では、シャラビさんが拘束されていた建物の近くの建物で活動していたテロリスト部隊に対する作戦中に行われた空軍攻撃でシャラビさんが死亡した可能性が高いと推定されている。拉致被害者のイタイ・サビルスキーさんとノア・アルガマニさんも拘束されており、捜査の詳細はシャラビ一家に伝えられ、イスラエル国防軍関係者らは「拉致被害者についてその場で知っていたら襲撃は起こらなかったはずだ」と強調した。さらに、事件を受けて、拉致被害者がいる可能性のある場所における標的への攻撃の承認プロセスが変更されました。

シャラビと一緒に誘拐されたノア・アルガマーニとイティ・サビルスキーも同じ建物に拘留されていた。ハマスは先月、アルガマーニ氏がイスラエル国防軍爆撃後のシャラビ氏とサビルスキー氏の死について語るビデオを公開したが、アルガマーニ氏によると、サビルスキー氏はシャラビ氏の死の数日後にハマスによって殺害されたという。

シャラビ氏はイスラエルの攻撃によって殺害された可能性が高いとの評価にもかかわらず、イスラエル国防軍は、シャラビ氏がハマスのテロリストによって殺害された可能性があると強調し、この問題はイスラエルで遺体の解剖が行われた後にのみ最終的に決定できると強調した。この殺害は、彼にIDF部隊を攻撃させるためだったとされている。家族本部とキブツ・アリは家族の苦しみと喪失を表明した。

יוסי שרעבי, נועה ארגמני ואיתי סבירסקי, מתוך הסרטון שפרסם חמאס

以上です。一刻も早くまだ生き残っているとされているノア・アルガマーニさんがお家に戻れることを願っています。

ついにイスラエル側からも多くのイスラエル人が恐れていた事態の発表がされてしまいました。

ずっとイスラエル国内で議論だった「人質がどこにいるかわからないのにどうやって攻撃できるんだ？」といった声や「誤って人質を殺してしまうかもしれない」といった不安が的中してしまう形となりました。

今後は、拉致被害者がいる可能性のある場所への攻撃承認プロセスが変わるとありましたが、どこにいるかわからないようでは「可能性のある場所」として挙がってこないんじゃないのかといった声が多いです。

世界にも有数の諜報機関を持っている軍としてプライドを持っているイスラエル国民ですが今回のことで少し疑心暗鬼になってしまう部分があるみたいです。しかし同時に、あまりそれを公に友達や家族に言える雰囲気でもないので誰も言葉で明記しない不安感みたいな空気が国中に漂っています。もしイスラエル軍を信用していないようだと、裏切り者のレッテルを張られてしまうことも少なくありません。そうなってくるとなかなか人間関係がうまくいかなくなってしまいます。このようにかなり「イスラエル軍絶対！」といった雰囲気が国内にはもともとありましたし、戦争が始まってからはさらに色濃くなりました。実際自分自陣や多くの知り合いが命を懸けて戦っている軍を不安に思いたくない気持ちは理解しやすいと思います。どんなお母さんも自分の子供は正しいもののために、信用できる組織で戦っていると思っていたいですよね。

このように軍隊や兵役戦争の話をする際に不安感や弱点、感情的な共感を求める際に兵隊の息子さんがいるお母さんを例として使うのはイスラエルあるあるですね。

あたりまえだけど、時間が長引けば長引くほど人質の生存確率は下がっていきます。人質の多くは継続的な治療が必要とされている高齢者だとなおさらです。そんな中、イスラエル戦争緊急内閣はハマスが持ち掛けてきた人道的な取引をほとんど検討せずに否決しました。政府がどんどん右寄りの過激な意見に傾いていく中で、多くの有名人がどんな代償を払ってでも解放をするべきとの声を上げるようにもなりました。果たして本当に人質解放に向けた何かは進んでいるのでしょうか？両サイドできるだけ早く解放されればいいのになんて思ってしまう私です。

今回は、勉強もあるのでだいぶ短め

暗い内容ですし読みにくい部分もあったかと思います。

それでも読んでくださりありがとうございました。

アイでした($・・)/~~~