ポルトガルで経験した大規模停電と、街の人たちの姿

こんにちは、アイです。🫐
2025年4月28日、ポルトガル各地で大規模な停電が発生しました。
一部報道によると、スペインの発電所トラブルが原因とされ、ポルトガルでも広範囲にわたって電気、水道、通信が一時遮断されました。
現地に住む私も、この未曾有の事態を直に経験したので、今回はその様子を記録したいと思います。
すべてが止まったポルトガルの昼下がり
午前11時ごろ、いつものポルトガル語のオンラインレッスンを受けていた最中、突然インターネットが途切れました。
「いつものちょっとした通信トラブルかな」と最初は楽観的に考えていましたが、携帯の電波も消え、水道までもが出なくなり、事態の深刻さに気づきます。
「建物のトラブルだろう」と思って様子を見ていたのですが、2~3時間経っても復旧の気配はなく、
そのうち、小学生の妹が学校から早退して戻ってきました。
学校からの連絡によれば、「明日の授業も不明、現在は緊急対応中」とのこと。
この時点で、ただのローカルな問題ではなく、もっと大きな範囲で影響が出ているのだと肌で感じました。
信号も止まっており、町には止まった形態を見ながらきょろきょろしている人々。とりあえず声をかけて情報得ようとしているようでした。
ベランダから見えた街の様子と、人々の動き
外に出ずとも、ベランダから街の様子は一変しているのが見えました。
近くのスーパーには長い列ができ、手に食料品や水を抱えて帰る人々の姿。
私たちも備えのため、家族で買い出しに向かいました。
途中、印象的だったのは、混乱の中でも人々が冷静だったこと。
確かに店内の商品は乱れていましたが、怒声や争いは起きていませんでした。
みな並び、順番を守り、譲り合いながら買い物をしていました。
レストランやバーでは、電気が止まった中でも外のテラスでワインやビールを楽しむ人々も多く、
一種の「落ち着いたパニック」という不思議な空気感が流れていました。
スーパーでは、私たちはバーベキュー用のガスセットや、飲料水がナウなっていたので、代わりに炭酸水を購入。
電気がないため、電子レンジやIHクッキングヒーターも使えず、火を使った調理手段の確保が急務でした。









復旧、そして胸に刻まれた思い
夜8時~9時ごろ、突然街に明かりが戻りました。
急に家の電子機器ピーピー音を出し、信号の大気のボタンが付き、お店などの灯りが復活。信号自体も戻り、街灯がついて徐々に日常が戻ってくるようでした。
水道も復旧し、Wi-Fiや携帯回線も順に回復。
街全体が安堵とともに再び動き始めた瞬間でした。
今回の停電中、噂では「ロシアからのサイバー攻撃ではないか」「復旧に数日かかるかもしれない」とも言われていました。
実際にはスペインの発電所トラブルだったとの報道なのですが、情報がない中での不安感は大きなものでした。
人々がインターネットに頼らず、歩きながら「何があったんだ?」とお互いに尋ね合う姿を見て、
改めてアナログな情報手段(ラジオなど)の重要さを痛感しました。
日本の災害と重なった記憶
この停電体験は、私にとってただの「不便な出来事」ではありませんでした。
イスラエルで感じた戦争時の緊張感、そして日本で経験した地震など、
「いつもの生活」がどれだけ脆く、そしてどれだけ尊いものかを思い出させてくれました。
混乱の中でも人々が暴動に走らず、助け合う様子は、ポルトガル社会の成熟度の高さを感じる素敵な体験でもありました。
おわりに:日常は奇跡の連続
たった数時間の停電でも、私たちがどれだけ電気や水、情報に依存して生きているかを思い知らされました。
それと同時に、人と人とのつながりの温かさ、街を覆う穏やかな強さも肌で感じることができました。
これからも、異国でのリアルな日常の中で気づいたことを、皆さんと共有していきたいと思っています。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
アイでした($・・)/~~~