アイのいすらいふ 

世界のいろんなことに首をつっこみながら生きてます🫐 文化・言語・日常・イスラエル・ポルトガルなど、視点多めに書いてます。 ゆるく読めてちょっと知的なブログ、週3で更新中!

パン、カステラ、ベランダ…実は全部ポルトガル語!?

こんにちは、アイです。🫐

突然ですが、「コップ」「ベランダ」「金平糖――これ、ぜんぶポルトガル語が語源って知っていましたか?

私は最近、ポルトガルに住んでいる中でふと「この言葉、日本語っぽくないな?」と感じたのがきっかけで、調べてみたら…想像以上に面白かったんです。

たとえば中学校で「南蛮貿易」と習った記憶、ありませんか?16世紀、ポルトガル人が鉄砲やキリスト教を日本に伝えたあの時代。実はそのとき、食べ物や道具だけでなく“言葉”も一緒にやってきたんです。

今日はそんな"ポルトガル語ルーツの日本語"を7つご紹介します!

Panda Vermelha em Cidade Europea


1. コップ(coppo)

「コップ」はポルトガル語の「coppo」(ガラス製の容器)が語源。16世紀、日本に初めて持ち込まれたガラス製の飲料容器が珍重され、「coppo」が「コップ」へと変化したと言われています。ガラスがまだ高級品だった当時、西洋の香りが強く印象に残ったのでしょう。

Rapaz-raposa em cidade europeia tranquila


2. ベランダ(varanda)

「ベランダ」はポルトガル語の「varanda」から来ています。意味は“屋根のある張り出し部分”や“バルコニー”のような場所。明治以降の西洋化の流れのなかで、日本建築に取り入れられ、言葉もそのまま根付いたのだとか。

Menina raposa numa cidade ensolarada

3. 金平糖(confeito)

あのカラフルでかわいらしいお菓子「金平糖」は、ポルトガル語の「confeito(コンフェイト)」が語源。当時は珍しい砂糖菓子として日本に伝わり、長崎を中心に広まったそうです。現在も皇室の引き出物に用いられるなど、格式あるお菓子として知られています。

Fada da Raposa e Doces Estelares


4. カステラ(pão de Castela)

「カステラ」は、ポルトガル語の「pão de Castela(カスティーリャのパン)」が由来。スペインのカスティーリャ地方から伝わったふわふわのスポンジケーキで、長崎を中心に定着し、日本独自の進化を遂げた和洋菓子となっています。


5. パン(pão)

「パン」も、ポルトガル語の「pão(パオン)」が語源です。仏教的に肉食を禁じていた時代の日本にとって、小麦から作るパンはまさに異国の食文化だったようです。いまや日常語となっているのが不思議なくらい。


6. ボタン(botão)

服の留め具として使われる「ボタン」も、ポルトガル語botão」から。ヨーロッパの洋服文化と一緒に持ち込まれ、日本語にもスッと溶け込んだ単語のひとつです。


7. タバコ(tabaco)

嗜好品としての「タバコ」は、ポルトガル人が持ち込んだもののひとつ。語源もそのまま「tabaco」。当時の人々にとっては“煙を吸う”という行為自体が新鮮だったことでしょう。

Rua Céltica e Fumaça

ポルトガルの町を歩いていると本当に喫煙者って多いんですよね。年代も人種もすべてバラバラなのにみんな吸っている。何かコミュニティーのか社会的な地位の話なのかなとかも考えたのですが、みんな例にもれなく吸っている。なんでんだ?
妹の学校をいくつか候補として見学に行ったときに、校門の前で子供が吸っていることもありました。
これはこれで一個調べてみても面白いかもしれません。


ポルトガル語が日本語に入った背景って?

南蛮貿易の時代、ポルトガル人はキリスト教の布教とともに、さまざまな物品・文化・言葉を日本に持ち込みました。その結果、異国の言葉が日本語に取り込まれるという、言語の“ハイブリッド化”が自然に起こったのです。


おわりに:言葉に隠された“世界の記憶”

Raposa entre Japão e Portugal

こうして見てみると、日常で何気なく使っている言葉にも、遠い国とのつながりがひそんでいます。歴史をたどると、ただの単語がぐっと面白く感じられるのが言葉の魅力ですね。

今後もこうした「ことばの旅」、続けていきたいと思っています!

読んでくださりありがとうございました。アイでしたー($・・)/~~~🫐